FOUNDING STORY
創業ストーリー
Tech0代表取締役社長の濱田 隼斗が弊社を創業したのは、
2022年8月のことです。ビジネスを学ぶためにシリコンバレーに渡ってから創業に至るまでの経緯をまとめました。
01
テクノロジーを中心に回る街
世界最先端シリコンバレーの現実
シリコンバレーで経営学修士 (MBA)
を修了し、現地で働きたいと考えていた私が感じていたのは、「テクノロジー」の重要性でした。世界最先端のテクノロジーの集結地であるシリコンバレーで必要とされたのは、「エンジニアの能力と経験」だったのです。
いまの世の中は「テクノロジー」を中心に回っており、夢を追い求めて集う世界の才能達がそこにはいました。
いくらビジネスの能力・経験があっても、まったくと言って良いほど役には立ちませんでした。ビジネスの能力・経験が役に立つのは「エンジニアの能力と経験」が土台にある場合のみです。
やっとの思いでAIスタートアップで面談を受けるチャンスを得た際に、CEOから
「コーディングが出来るか?」と聞かれ、とっさに「Yes!」と答えたことで、私の道は拓けました。
あの時、「コーディングが出来るか?」の問いに「No!」と言っていれば、そこで試合
終了だったはずです。
02
未経験からシリコンバレーでエンジニアに!?
シリコンバレーで働くために見た地獄
出来ないことを現実にする街シリコンバレー。
そこで活躍することを夢見て、プログラミング経験0から最短でエンジニア能力を得るために、寝る間を惜しんで勉強しました。
しかし、当時も現在も、ビジネス側の人間が欲しいと思うエンジニア能力をすぐに実践で使えるようになるサービスやスクールはまだ存在しません。
私の場合、「エンジニアの能力と経験」を得るために、かなりの遠回りをすることになりました。
正直なところ、地獄のような時間ではありましたが、シリコンバレーで活躍する夢を実現するために、なんとか一定水準以上のエンジニア能力を得ることが出来ました。
今ならはっきり言えます。
「独学で自分に必要なエンジニアスキルを身につけることは不可能に近い」と。
03
進まないプロダクト成長
落ちていく日本の大企業の一旦
AIスタートアップで働いた後、現地でMicrosoftに採用され、AIを専門にしたエンジニアチームに参画することになりました。担当は、日本を含むアジア地域です。
日本に帰国して待っていたのは、パワポで新規事業を回す人たち/ビジネス側にエンジニアの知見がある人がおらず進まないプロダクト成長です。
起業家にエンジニア能力が求められている時代です。(Demo or Die)
ビジネスをグロースさせる立場の人はエンジニア知見がなく、SIerに丸投げして、ボタンひとつ変えるのに100万円払う。これが、日本の大企業の現状でした。
少なくともシリコンバレーではありえない話で、日本と世界との間に大きな差があることを痛感しました。
「グロースさせる立場の人にエンジニアの知見があれば、こんなことは起きないはずだ。。。」
私は、エンジニアスクールでもMBAでもない「学べて実践できる場」が必要だと考える
ようになりました。
04
上の世代から受け継いだバトンを渡す
挑戦を後押しできる場所「Tech0」
大企業のCDO/CIOは危機感を頂いている一方、事業部が動かない日本の組織は年々競争力を失っていきます。
そのうえ、大企業の競争力の源泉の「人財」が挑戦できる機会を奪われています。
いま変わらなければ日本の大企業は変わらない。
5年後に大企業の成長を担う重要な人財の一助になり、これから日本の大企業を背負う人たちにエンジニアのスキルをつけて頂き、事業を創り出し、成長させて欲しい。
(テック業界ではプロダクトマネジメント)。
そんな想いから、自身がエンジニア経験0からシリコンバレーのスタートアップで事業
責任者を務めるまでに苦労したプロセスを公開することにしました。
そして、自分が「こんな学べる場、実践できる場があればよかった!」と思うものを組織し、上の世代から受け継いだバトンを渡せる「挑戦を後押しできる場」を始めることにしました。
Tech0はこのようにして生まれました。